肉用鶏のライフサイクル
私たちが食べている鶏肉。その鶏たち(ブロイラー)は、誕生から2ヶ月たたないうちに食肉として出荷されています。その間にも、鶏が健康に育ち肉が美味しくなるように、鶏の成長段階に合わせ、飼料を変えています。




飼料のカタチ
「飼料」と一言に言っても、様々なカタチがあるのをご存知でしょうか?家畜の成長段階や動物の特性、そして飼料を与える農家の人たちが使いやすいように、飼料のカタチも変わってくるんです。例えば鶏には、食べやすく固めたクランブル(粒)状の飼料を与えます。くちばしが細長いので、粉っぽいとうまく食べられないのです。豚の場合はマッシュとよばれる粉状のものを与えます。また牛の場合、子牛のほ乳期には、脱脂粉乳を多く含む白い顆粒状のものをお湯に溶かして与えます。成長すると、トウモロコシを平たく潰したコーンフレーク状のものや、円柱状に固めたペレットが混ざった飼料も食べます。このように、多種多様な飼料のカタチがあるんです。
